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デジタル通信

IP無線機とはどのような仕組みの無線機なのか

普通の無線機は、許可された周波数の電波を使って、一定以下の送信出力で互いに通信をするものです。IP無線機は、通信をすることに関しては普通の無線機と同じですが、通信の媒体が携帯電話会社の通信網を借りて行うところが異なります。この携帯の通信網は、デジタル化されていますので、IP無線機では、音声のようなアナログデータなどをデジタル化して通信します。 IP無線機の利用においては、無線局の申請が不要なところや無線免許を持っている人も必要なく、その使い方にも制限がありません。また、携帯電話の通信機能を使いますので、アンテナの施設が不要で、遠隔地との通信も余計なコストをかけずに行えます。 さらに、GPSが利用できますので、車などの位置を簡単に基地局で把握できます。

実際に利用する時はどうなのか

IP無線機は、基地局用や車載用、ハンディタイプなど用途に応じて機種を選べます。また、その設置も工事等が不要であることが多いですから、あまり初期コストがかからずに導入できます。 料金体系は、1台のIP無線機ごとに数千円/月かかりますが、メンテナンス代も含まれていることが多いですから、まずまずリーズナブルといえるでしょう。 GPS機能を使う時には、その記録期間があまり長くないことから、利用前に確認しておきたいものです。 IP無線機は、音声ばかりでなくデータ通信も同時にできるすぐれたものです。これに似たものにMCA無線がありますが、便利さから見て、これからは、IP無線機へ切り替える企業等が多くなるのではないでしょうか。